LVTN-9012_盆栽ー日本の苗床の魅惑的な美しさ

luận văn tốt nghiệp

BỘ GIÁO DỤC VÀ ĐÀO TẠO
TRƯỜNG ĐẠI HỌC QUẢN LÝ VÀ CÔNG NGHỆ HẢI PHÒNG
——————————-

KHÓA LUẬN TỐT NGHIỆP

NGÀNH : NGÔN NGỮ ANH – NHẬT

Sinh viên : NGUYỄN THỊ LINH
Giảng viên hướng dẫn : PHẠM THỊ HUYỀN

HẢI PHÒNG 10 – 2020

BỘ GIÁO DỤC VÀ ĐÀO TẠO
TRƯỜNG ĐẠI HỌC QUẢN LÝ VÀ CÔNG NGHỆ HẢI PHÒNG
———————————–

盆栽ー日本の苗床の魅惑的な美しさ

KHÓA LUẬN TỐT NGHIỆP ĐẠI HỌC HỆ CHÍNH QUY
NGÀNH : NGÔN NGỮ ANH – NHẬT

Sinh viên : NGUYỄN THỊ LINH
Giảng viên hướng dẫn : PHẠM THỊ HUYỀN

HẢI PHÒNG 10 – 2020

BỘ GIÁO DỤC VÀ ĐÀO TẠO
TRƯỜNG ĐẠI HỌC QUẢN LÝ VÀ CÔNG NGHỆ HẢI PHÒNG
————————————–

NHIỆM VỤ ĐỀ TÀI TỐT NGHIỆP

Sinh viên: Nguyễn Thị Linh

Mã SV : 1512753014
Lớp: NA1902N
Ngành: Ngôn ngữ Anh – Nhật
Tên đề tài: 盆栽ー日本の苗床の魅惑的な美しさ

CÁN BỘ HƯỚNG DẪN ĐỀ TÀI TỐT NGHIỆP

Họ và tên : Phạm Thị Huyền
Học hàm, học vị : Thạc sỹ
Cơ quan công tác : Trường Đại học Quản lý và Công nghệ Hải
Phòng
Nội dung hướng dẫn: 盆栽ー日本の苗床の魅惑的な美しさ

Đề tài tốt nghiệp được giao ngày … tháng … năm 2020
Yêu cầu phải hoàn thành xong trước ngày … tháng … năm 2020

Đã nhận nhiệm vụ ĐTTN Đã giao nhiệm vụ ĐTTN
Sinh viên

Giảng viên hướng dẫn

Hải Phòng, ngày … tháng … năm 2020
TRƯỞNG KHOA

目次
ありがたい

はじめに ················································································· 1
内容 ························································································
1
I.日本の盆栽の概要
がいよう

··································································· 2
1. 定義 ···················································································· 2
2. 盆栽の歴史
れきし
··········································································· 3
3. 盆栽の意味 ··········································································· 5
4.日本に盆栽展覧会 ·································································· 5
4.1. 玄光
くろみつ
会展 ············································································ 6
4. 2. 国府
こくぶ
展 ·············································································· 6
4.3. 大観
たいかん
展 ·············································································· 8
5. 日本の盆栽イベント一覧 ························································· 8
II. 盆栽の形成基盤
けいせいきばん
と手入れ方法 ················································ 10
1. 盆栽の形
かたち
のスタイル
···························································· 10
i.
箒立
ほうきだ
ち ·········································································· 10
ii.
斜幹
しゃみき

········································································11
iii.
模様木
もようき
·····································································11
iv.
斜幹
しゃみき

········································································12
v.


き流
なが

···································································12
vi.
懸崖
けんがい

········································································13
vii.
石上
いしがみ
··························································································· 13
viii.
双幹
そうみき

········································································14
ix.


せ植え ··································································14
x.


せ植え ··································································15
2. 必要な道具と盆栽のお手入れ方法
··········································· 15
2.1. 必要な道具 ······································································ 15
2.2 . 盆栽のお手入れ方法 ·························································· 16
2.3. 植え替え時期 ····································································· 17
2.4. 剪定方期 ·········································································· 17

3. フライング盆栽 – 日本のユニークな発明
··································· 17
III. 日本の盆栽と他の国の違い ·················································· 19
1. 盆栽の国の共通点
きょうつうてん
······························································ 19
2. 盆栽の国の違い ·································································· 20
2.1. 日本と中国の盆栽比較
ひかく
························································ 20
2.1.1. 中国の盆栽について ························································ 20
i.
揚州派
ようしゅうは

·········································································· 21
ii.
嶺南派
みねみなみは

·········································································· 22
iii.
蘇州派
そしゅうは

·········································································· 22
iv.
四川派
しせんは

·········································································· 23
v.
上海派
しゃんはいは

·········································································· 23
2.1.2. 中国の盆栽は違う ··························································· 24
2.2. 日本とベトナムの盆栽比較 ················································· 24
2.2.1. ベトナムの盆栽について
··················································· 24
2.2.2 . ベトナムの盆栽は違う ····················································· 25
結論 ···················································································· 27
参考文献 ·············································································· 28

ありがたい

最近の卒業論文を作成する間に、私はたくさんの助けとじぎ,時宜を得
た支援を受けて、割り当てられた卒業課題をよくしゅうりょう,修了す
るためにすべての困難をこくふく, 克服するようにしょうれい、奨励し
ました。私は本当に ありがとうございます。

まず、ハイフォン工芸と管理大学のグエン・チエン・タン(Nguyễn
Tiến Thanh )校長にお礼を申しあげたいと思います。次、私はチャン・
テイ・ゴック・レン( Trần Thị Ngọc Liên )学部長をはじめ、ハイフォ
ン工芸と管理大学の外国語学科の先生に感謝することを表したいと思い
ます。レン先生は価値のある情報、タイムリーなサポートと 熱心なガ
イドをていきょう,提供してくれました。ですから、私が卒業できまし
た。

特に、私は4 年間教えて、3 ヶ月間私の論文を作成するのを指導してく
れた日本語教師のファム・ティ・フエン( Phạm Thị Huyền )先生に非
常に感謝しています。フエン先生は熱心な先生で、忙しい仕事なのに、
できるだけ多くの学生を支援するために自分の貴重な時間を調整しまし
た。先生は心をこめて教え、それぞれの間違いを細かく修正して、それ
にフェン先生に多くの役に立つ知識を与えました。 そのおかげで、今
日、私は学校が割り当てた卒業の仕事を完了することができました。
心からお礼を申し上げます。

本論文は多くの欠点があるかもしれません。私は先生からのご意見を受
けたいと思います。

まことにありがとうございます。
学生

グエン テイ リン

8

はじめに

幼い頃から、面白いアニメを通して日本のある地域
ちいき
を知った。文化への
愛情、フータンの国の人々が染

みついていて、徐々にそのように私の心
に浸透
しんとう
した。そして今、私の好きな国の言語を勉強している大学生とし
て、私はより多くを学び、学ぶ機会がある。

私は語学留学生として、その言語を学ぶだけでは十分ではないことを
理解
りかい
している。言語学習に加えて、その国の文化、人々、習慣を理解す
ることも重要
じゅうよう
な部分だ。それは私がより多くの知識
ちしき
を得て、より速く
学習を楽しむのに役立
やくだ
つ。それで、4 年間、私は伝統的な日本語と文化
についてもっと学
まな
んだ。それ以来、専攻
せんこう
はますます好きになった。

日本は桜や富士山だけでなく、人とのユニークで多様
たよう
な文化の発祥地
はっしょうち

もある。卓越
たくえつ
した近代的発展
きんだいてきはってん
とともに、日本は常に文化的伝統を維持



ている。

日本の文化は常に芸術
げいじゅつ
の独自の卓越
たくえつ
した持っている。相撲や折り紙や
着物や 生け花など。特に庭園の芸術。その中で私は盆栽の芸術に非常
ひじょう
に感銘
かんめい
した。盆栽の美しさは超簡易だ。盆栽は人々にミニチュアの自然
の写真を視覚的
しかくてき
に与える。盆栽を見ていると、落

ち着いたひとときを過

ごしたり、一日の疲れを解消
かいしょう
したり、人生の悩
なや
みを忘れたりできる。

このエッセイでは、盆栽の歴史、由来、栽培について紹介した。同時に、
日本の盆栽とベトナムの盆栽、中国の盆栽を比較する。そこから、各国
の盆栽アートのハイライトを見ることができる。

9

内容

I.
日本の盆栽の概要
がいよう

1.
定義

古い鉢植
はちう
えの木を表
あらわ
すためのこ
の二文字
ふたもじ
の漢字は、芸術的
げいじゅつてき
とし
ての名前を付与


するために採用
さいよう

れた。盆栽の定義は次のように説
明することができる。

「ボン」は皿や薄
うす
い入れ物を表すもので、「盆」と書く。
「サイ」は「栽」と書き、植物を表
ひょう
する。
「盆栽」はこのように「容器
ようき
に植えられている木」を意味する。

盆栽は小さな観葉植物
かんようしょくぶつ
で、古代の形, ポットに植

えられた。特別
とくべつ
な方法
でトリミングされ、形が整
ととの
えられており、すべての美的要素
びてきようそ
と自然な
印象
いんしょう
を利用できる。または言い換

えると、盆栽は狭
せま
く縮
ちぢ
んだ自然の
樹木
じゅもく
または樹木群
じゅもくぐん
であり、古代の特徴
とくちょう
が残
のこ
っており、特定の技術
ぎじゅつ

芸術
げいじゅつ
でポット、トレイ、または岩に植えられている。したがって、
人々は盆栽は芸術であり、生命
せいめい
の作品であり、生きている彫刻
ちょうこく
である
と言う。

日本人は盆栽を17 音節
おんせつ
しかない古典
とけん

てき
な詩の形式である「俳句
はいく
」と
比較
ひかく
することが多く、簡潔
かんけつ
に表現
ひょうげん
し、豊
ゆた
かな感情的
かんじょうてき
または精神的
せいしんてき

状態
じょうたい
を隠
かく
している。盆栽は芸術と園芸
えんげい
の調和
ちょうわ
であるため、単一
たんいつ
の芸術
形式であるという認識
にんしき
もある。盆栽は美

の芸術であると言う人もいる。
盆栽は園芸の典型的
てんけいてき
な形だと言う人もいる。

10

2.
盆栽の歴史
れきし

盆栽の芸術
げいじゅつ
は、初期
しょき
の漢王朝
からおうちょう
(紀元前206 年頃から220 年頃)に
登場
とうじょう
した。 その後、秦王朝
しんおうちょう
(紀元
きげん
3 世紀)に、古代の絵画や彫刻
ちょうこく

作品に盆栽が登場
とうじょう
し始めた。

まず、盆栽が宗教的
しゅうきょうてき
な贈
おく
り物として、少なくとも1200 年ほど前に中
国から日本にもたらされたと考えられている。日本での描写
びょうしゃ
は約800
年前の段階まで確認されていない。この頃
ごろ
の日本はすべてにおいて中国
の影響
えいきょう
を受

けており、中国の仏教
ぶっきょう
(インドの瞑想仏教
めいそうぶっきょう
が中国の道教
どうきょう
と交

じり合ったもの)も輸入
ゆにゅう
され、後に日本で禅仏教
ぜんぶっきょう
となった。貧
まず

い武士


が、寒い冬の夜に旅
たび
の僧侶
そうりょ
を温
あたた
めるため、三本の鉢植えの木を


やしたという1300 年代後期の言い伝えは能楽
のうがく
の演目
えんもく
「鉢木」となっ
て人気を集
あつ
め、その後数世紀のあいだ、木版画
もくはんが
や絵画として描

かれるこ
とになる。

盆栽”春宵 梅ノ宴”、製作年代 ( 1847 – 52 ) 歌川豊国

農民
のうみん
から将軍
しょうぐん
まで、誰もが鍋や鮑
あわび
の殻
から
に何らかの木やツツジ等
など

栽培
さいばい
していた。18 世紀後半には、伝統的な松の小型鉢植
こがたはちう
えの展示会が

11

京都で毎年開催
まいとしかいさい
されるようになった。近隣
きんりん
に住む目利


きたちは自分
じぶん

植物
しょくぶつ
を鑑定
かんてい
してもらうために、木

を展示会
てんじかい
に持

ち込

んだ。高松
たかまつ
(鬼無
きなし
盆栽村の所在地
しょざいち
)は、このころからすでに小型
こがた
の松を多く育
そだ

ることで生計
せいけい
を立てている土地になっていた。
その後、盆栽は日本画や文学に多く登場
とうじょう
した。
鎌倉
かまくら
時代(1192 – 1333)は芸術と日常生活
にちじょうせいかつ
に大きな影響
えいきょう
を与
あた
えた。
宗教的
しゅうきょうてき
なテーマは盆栽
ぼんさい
の創造
そうぞう
に影響
えいきょう
を与えた。盆栽は生活芸術では
なく自然の宗教的
しゅうきょうてき
なシンボルとして屋外に表示
ひょうじ
された。
室町
むろまち
時代(1334 – 1573)は完全に日本の芸術的な禅
ぜん
のテーマが現
あらわ
れ始
めた。建築
けんちく
、風景、生け花、茶道などに表れる瞑想思想
めいそうしそう
。室内にはこの
時代の小さな盆栽が展示
てんじ
されていた。
江戸


時代とも呼ばれる徳川
とくがわ
時代(1603 – 1867)は多くの図鑑
ずかん
に記録
きろく
され
た盆栽の黄金
おうごん
時代であり、自己を自然に溶

け込ませるという仏教の哲学
てつがく
が、盆栽の芸術
げいじゅつ
のテクニック。険
けわ
しい島の崖
がけ
の上にある美しい自然の
小人の木を探
さが
して、盆栽コレクターが現
あらわ
れた。盆栽は絵画、木彫
もくちょう

俳句
はいく
、茶道、生け花などのテーマとしてよく使われます。繊細
せんさい
で深
ふか
みの
ある静寂
せいじゃく
、美しく控
ひか
えめな形が今回の盆栽の特徴
とくちょう
だ。

盆栽のさまざまな大きさや樹形
じゅけい
は、次の世紀に発展
はってん
して行った。樹

や道
具、および鉢に関するカタログや書籍
しょせき
が出版
しゅっぱん
されはじめた。そしてい
くつかの公式な展示会が開催
かいさい
されるようになった。木を整
ととの
えるために、
麻繊維
あさせんい
に変

わって銅
どう
と鉄
てつ
ワイヤーが用いられるようになった。中国で日
本仕様
しよう
に大量生産
たいりょうせいさん
されるようになり、愛好家の数も倍増
ばいぞう
して行った。

1923 年に起こった関東大震災
かんとうだいしんさい
の後、専業
せんぎょう
の盆栽生産者の三十あまりが
大宮
おおみや
に移住
いじゅう
し、後に日本の盆栽文化の中心となる大宮
おおみや
盆栽村を作りあげ

12

た。1930 年代には盆栽の正式な姿
すがた
や飾
かざ
り方
かた
が広く認知されるようにな
り、東京都美術館において公式の年次盆栽展開催
てんかいさい
が許可
きょか
された。

第2 回国風盆栽展, 1934 年12 月
近年、盆栽はしばしば、単に年配者
ねんぱいしゃ
の気晴


らしのための趣味などと考え
られることもあったが、最近は若い世代の間でポピュラーになりつつあ
り、管理の簡単な小さな樹

や景色を感
かん
じるもの、土地の樹を使った素朴
そぼく
なものなどが好まれている。
3.
盆栽の意味
盆栽は室内や庭で飾
かざ
って楽しむ美しい観賞植物
かんしょうしょくぶつ
だ。また、盆栽には盆
栽が生きてきたように元気に生きなければならないという深
ふか
い意味があ
る。人が人生の決意を固持


することを奨励
しょうれい
する木のイメージを使用す
る。盆栽の美しさは根や身体だけでなく、人類の創造性
そうぞうせい
、意味、価値に
もある。盆栽の精神
せいしん
の核心
かくしん
は人々を自然に近づけ、自然を愛する努力
どりょく

あるとも言える。概要
がいよう
、盆栽を精神的
せいしんてき
に豊
ゆた
かな人生のひとつととらえて
いる人もいれば、余暇


の趣味だと考える人もいる。

4.
日本に盆栽展覧会
てんらんかい

芸術的美の情熱
じょうねつ
は個人
こじん
の魂
たましい
から生まれる。芸術的な美しさの前に立
って、人々は再
ふた
び若いだ。同じ美しさは地方からの見知らぬ人、または

13

大陸
たいりく
からの国際的
こくさいてき
な友人をより近づける。そして特に、芸術的な美しさ
の前では、絶対的
ぜったいてき
な制限
せいげん
はなかった。

同じ情熱
じょうねつ
を持つ多くの人々のように、本が好きなグループ、写真が好
きなグループ、そしてファッションも… 美と調和し、展覧会
てんらんかい
を通
つう
じて座
り、美を評価
ひょうか
する人々、そして盆栽愛好家のコミュニティで盆栽の自然
の美しさが起こらない理由はない。

4.1
玄光会展
これは少人数のエリート盆栽奏者
ぼんさいそうしゃ
による展示会だ。 この展覧会は
法修院
ほうおさむいん
で開催
かいさい
する。 寺の頭、清治氏さんはテーマに盆栽を表示
ひょうじ
する11
室を設計
せっけい
する。 この各区画
かくくかく
にはいくつ盆栽を置く。

低照度
ていしょうど
の室に置く盆栽は観察者が木(および岩)の美しさを透過
とうか
して見
ることを可能
かのう
にする。しかし、これもまた写真を撮

るのを難しくしてい
る。 退屈
たいくつ
を避

けるために、日本人はしばしば石や盆栽の木の展示と組
み合わせる。これも良い考えだ。

4. 2. 国府展
国府展
こくぶてん
は毎年2 月に東京で開催
かいさい
される日本で最も古く、最も権威
けんい
のある
展覧会の1 つだ。 盆栽を意味する国府という言葉は日本の特別
とくべつ
な文化
的、芸術的特徴
とくちょう
だ。盆栽の初展
はつのり
のタイトルとしても使われている。毎

14

回開催
かいさい
される200 以上の観賞
かんしょう
植物があり、ほとんどすべての種
しゅ
とデザ
インが展示
てんじ
されている。

第93 回国府展2019 年2 月9 日上野公園東京都美術館

この展覧会の盆栽は勝

ったとき色紙
しきし
が贈られる。色紙は黄色
きいろ
で「国風賞」
と書かれた漢字が描

かれている。国風賞
こくふうしょう
は他の展示会
てんじかい
に表示
ひょうじ
する際
さい

盆栽と一緒に展示されることがよくある。通常
つうじょう
、2 月の展覧会から
国府展
こくぶてん
の最優秀
さいゆうしゅう
盆栽が来年11 月に展示される。国府展は日本盆栽
協会
きょうかい
が主催
しゅさい
している。しかし、教育省
きょういくしょう
とNHK テレビと東京市が後援
こうえん
する。

15

上の小さいボードは重要
じゅうよう
な盆栽の傑作に指定されている。下の金版
きんばん

国府賞
こくぶしょう
だ。

4.3. 大観展
大観天
たいかんてん
は日本で最大の盆栽イベントだ。 毎年11 月の終わりに京都の
宮古瀬
みやこせ
で開催
かいさい
される。11 月の終わりに京都の紅葉
こうよう
は一番きれい。 美し
くて有名な盆栽がたくさん展示されている。 そして、多くの外国人も
参加した。 大観天は盆栽を巻物
まきもの
や水石で展示
てんじ
する数少
かずすく
ない伝統的なシ
ョーの1 つだ。

勝谷さんのジュニパーの木 – 2019 年に一等賞
5. 日本の盆栽イベント一覧
年間を通じて、日本ではたくさん盆栽展が開催されている。
1 月 ァ. 作風展
さくふうてん
、東京。
イ. 雅風園
がふうえん
、京都府。 (1 月上旬、日本最大展)
ウ. 甲州展
こうしゅうてん
、鹿沼
かぬま

エ. 名府展
めいふてん
、名古屋



16

2 月 ァ. 国分展
こくぶてん
、東京。 (世界最大の盆栽展。)
3 月 ァ. そごう展、東京。 (3 月末)
イ. 駿河展
するがてん
、大阪。 (3 月末)
4 月(イベントない)
5 月 ァ. 大宮
おおみや
盆栽祭、大宮(5 月上旬)
イ. サツキ展、鹿沼。 (5 月下旬)
6 月 ァ. サツキ展、東京。 (6 月上旬)
イ. 名品展
めいひんてん
、東京。 (6 月中旬)
7 月(イベントない)
8 月(イベントない)
9 月(イベントない)
10 月
ァ. 湧水展
わきみずてん
、東京。(サツキ展示)。
イ. 木無


盆栽展、高松。 (10 月末)
11 月
ァ. 修賀展
おさむがてん
、東京。 (11 月上旬)
イ. 盆栽展、高松。 (11 月中旬・下旬)
ウ. 京都大観店
たいかんてん
。 (11 月下旬、大規模
だいきぼ
な展覧会)
エ. 九州みやび展、熊本
くまもと
。 (11 月下旬、小さな展覧会)
12 月(イベントない)

17

桜の国で行われている盆栽展を無視


すれば、盆栽愛好家
あいこうか
にとって抜群
ばつぐん

手抜


きと言えるでしょう。そして、盆栽展が行われるとき、どこからで
も国際的
こくさいてき
な友人の注目を常
つね
に集
あつ
めているのは見知らぬことではない。
展示会では日本の盆栽のプロ意識を感
かん
じる。これらは美しく、スタイリ
ッシュで、ユニークな芸術作品
げいじゅつさくひん
と高度
こうど
な美学
びがく
だ。うまくいけば、これ
はベトナムの盆栽出展者
しゅってんしゃ
のためのレッスンだ。

II. 盆栽の形成基盤
けいせいきばん
と手入れ方法
1.
盆栽の形のスタイル
形は盆栽の成長
せいちょう
の全体的な方向に関連
かんれん
している。 木の形が違うので、

くき
の形を変

えて、違う形にできる。盆栽の樹形
じゅけい
は自由な個人的解釈
こじんてきかいしゃく

る創造
そうぞう
される、必
かなら
ずしも任意
にんい
の形状
けいじょう
にとらわれる必要はない。次は
一般的な10 種類
しゅるい
のデザインだ。

i.
箒立
ほうきだ

この樹形
じゅけい
は枝が細
こま
かく分岐
ぶんき
する
雑木
ぞうき
に適
てき
している。幹
みき
はまっすぐ
直立
ちょくりつ
で、およそ1/3 程度
ていど
の高さ
から枝
えだ
となり斜上
しゃじょう
し分岐
ぶんき
する。
枝や葉は冬の間も見事
みごと
な光景
こうけい
だ。
ボール


じょう
の冠
かん
を形成
けいせい
する。

18

ii.
斜幹
しゃみき

この樹形は盆栽では非常
ひじょう
に一般的
いっぱんてき
な物だ。この樹形を盆栽とするに
は根元
ねもと
から樹冠
きかん
に向かって細
ほそ
くな
る状態
じょうたい
をよりはっきりと表現
ひょうげん

なければならない。幹
みき
は下部を太
くする必要
ひつよう
がある。樹冠
きかん
に向かっ
て細
ほそ
くなっている。樹冠部
きかんぶ
は単一
たんいつ
の分岐
ぶんき
によって形成されるべき
だ。

iii.
模様木
もようき

この樹形
じゅけい
は自然の中や盆栽の分野
ぶんや

非常によく見られる一般的な樹形
だ。幹
みき
はおおよそ文字「S」の形に
し、枝分
えだわ
かれが発生する毎にターン
しつつ上に向かって成長
せいちょう
する。幹の
先細
さきぼそ
りは高い部分よりも根元
ねもと
の部分
に、はっきりと見えなければならな
い。

19

iv.
斜幹
しゃみき

地面を基準
きじゅん
とし、盆栽樹形
じゅけい
では、お
よそ60°ぐらいの角度
かくど
で傾
かたむ
く姿
すがた

よく見られる。盆栽では一の枝は、
視覚的
しかくてき
なバランスを保
たも
つために、幹
の傾
かたむ
きの逆側
ぎゃくがわ
にある場合が多い。
幹は少し曲がっていたり、直線
ちょくせん
でも
下から上に向かって細
ほそ
くなっていき
る。

v.


き流
なが

この樹形
じゅけい
も、生き残
のこ
るための自然の

きび
しさが表現
ひょうげん
された樹形の良い例
だ。風が一方向から常
つね
に吹き、枝だ
けでなく、幹は片側
かたがわ
に流
なが
されて成長
する。枝は風を受ける逆
ぎゃく
の方向に
多く成長するが、最終的
さいしゅうてき
にはほぼ
一方の側
がわ
に曲げられていることが多
い。

20

vi.
懸崖
けんがい


がけ
の急斜面
きゅうしゃめん
に自生している樹々
きくりかえし
は雪や落石
らくせき
などのいくつかの要因
よういん
の結果として下向
したむ
きに曲がること
がある。盆栽でこの姿
すがた
を表現
ひょうげん

る場合は木が直立
ちょくりつ
に成長しようと
する自然な力に反
はん
するため、下向
きに曲がった状態
じょうたい
で木を健康
けんこう

維持


することは容易
ようい
ではあらな
い。懸崖
けんがい
盆栽は大抵
たいてい
、高さのある

はち
に植えられる、直立
ちょくりつ
に成長しよ
うとする樹

を下向きに曲げてい
る。

vii.
石上
いしがみ

岩場
いわば
では亀裂
きれつ
や岩の隙間
すきま
、穴
あな
で樹
は生育
せいいく
している。根

は土壌
どじょう
、水と
養分
ようぶん
を探
さが
し求
もと
め伸

びている。根を
日光、乾燥
かんそう
から守
まも
る必要
ひつよう
があり、
地面から上の部分の根は他の部分
と同様
どうよう
に樹皮
じゅひ
を持ち、根はあくま
で土中
どちゅう
のみとなる。

21

viii.
双幹
そうみき

この樹形は自然の中でも時々
目にすることができるが、盆
栽の分野
ぶんや
ではあまり一般的で
はない。通常
つうじょう
、両方の幹は根
を共有
きょうゆう
しつつ成長
せいちょう
するが、
小さい幹が大きな幹
みき
の真横
まよこ

成長している。小さい幹が少
し斜
なな
めに外側
そとがわ
に成長し、2 本
の幹をくらべると太さと高さ
に差

がある。両方の幹はそれ
ぞれに樹冠
きかん
を有し、なおかつ
一つの樹形
じゅけい
として構成
こうせい
されて
いる。

ix.


せ植え

この樹形は何本かの樹

を寄

せる
ことで構成
こうせい
されている。主幹
しゅかん

なる樹

が中心寄
ちゅうしんよ
りに植えられて
いる。その周りに大小の樹が植
えられる、自然な一体感
いったいかん
が得ら
れるように配置
はいち
されている。

22

x.
舎利幹
しゃりみき

時間の経過
けいか
とともに、木は
過酷
かこく
な気象条件
きしょうじょうけん
の結果とし
て、幹の皮が剥

がれ落

ちたり
一部
いちぶ
が枯

れてしまうことがあ
る。自然界
しぜんかい
では強烈
きょうれつ
な日光等
にっこうなど
により、その部分が白く変色
へんしょく
する。盆栽ではその状態
じょうたい

表現
ひょうげん
するため、時に樹皮
じゅひ
をナ
イフで削
けず
ったり、削
けず
った部分
ぶぶん
を白くして腐食
ふしょく
を防
ふせ
ぐために
石灰硫黄合剤
せっかいいおうごうざい
を塗

る。

2.
必要な道具と盆栽のお手入れ方法
2.1. 必要な道具

最低限揃
さいていげんそろ
えておけば大丈夫!という内容を紹介する。もちろんプロになる
と道具の種類
しゅるい
が増え、それを使いこなして盆栽を管理する。植え替

えの道
具に関しては、必要
ひつよう
なタイミングでの購入
こうにゅう
でもいいだ。

23

1. 盆栽ばさみ — 切れ味が良いものに。悪
わる
いと剪定
せんてい
する際
さい
、枝を

きず
つけてしまう。
2. へら付きピンセット — 盆栽に生えた雑草
ざっそう
を取り除いたり、土
をならす時に必要
ひつよう
だ。
3. やっとこ — 針金を巻き付ける際必要
さいひつよう
。ペンチでの代用も可
ァ. 針金
はりがね
と針金切り — 針金かけで必要だ。
イ. じょうろ — やさしく盆栽に水やりするために必要
ひつよう
だ。
ウ. 竹箸 — 針金かけで必要だ。
エ. 鉢底
はちそこ
ネット—- 植え替え時必要
ときひつよう
。金属
きんぞく
だと根が痛
いた
むので、
自然素材
しぜんそざい
がよい。
オ. 土入れ —- 植え替え時必要だ。

2.2.
盆栽のお手入れ方法

四季を楽しむ盆栽は、その育て方も春夏秋冬で違ってきる。「水やり3
年」という言葉があるくらい、適切
てきせつ
なタイミングを植物ごとに見極
みきわ
める
のには時間がかかる。

よく観察
かんさつ
をして、土が乾
かわ
いていたらじょうろでゆっくりと、たっぷり
与えるが基本的
きほんてき
だ。季節ごとのポイントを押さえて、美しい盆栽を育
そだ

る。

春 ― 1 日1 回、土が乾
かわ
いていたら鉢底穴
はちそこあな
から水が流
なが
れ出

るくらい
まんべんなく水
みず
する。
夏 ― 1 日2 回から3 回行う。朝・夕たっぷりと与える。夏は水切
れを起こさないように要注意
ようちゅうい

秋 ― 1 日1 回から2 回行う。鉢底穴
はちそこあな
から流
なが
れ出るくらいの分量
ぶんりょう

冬 ― 2日に1 回程度
かいていど
。昼間の暖かい時間帯に行う。

24

2.3. 植え替え時期

3 月のお彼岸
ひがん
が終わったあたりから、4月くらいにかけて行う。盆栽の
種類
しゅるい
や鉢の大小にもよりますが、購入
こうにゅう
から2 – 3 年経過
けいか
したら一度土


状態
じょうたい
をチェックする。水はけが悪くなっていたり、土
つち
の色が酸化
さんか
して黒ず
んだりしてきたら植え替えのサインだ。土は中粒
なかつぶ
と小粒
こつぶ
の赤玉土
あかだまつち
を使用せ
られる。

2.4.
剪定方期
美しい樹形
じゅけい
を保
たも
つためにはこまめな剪定
せんてい
作業
さぎょう
が不可欠
ふかけつ
。幹
みき
に対
たい
して醜
みにく

枝を「忌み枝(いたみえだ)」と呼び、それを元
もと
から切っていくのが盆栽の
剪定
せんてい
だ。ここでは見つけやすい忌

み枝をいくつか紹介する。
ァ. 下向
したむ
き枝 – – – 枝から下向きに出る
イ. 枝幹
えだみき
切り枝 – – – 幹
みき
を横切
よこぎ
る枝
ウ. 突

き出し枝 – – – 木の正面
しょうめん
から鑑賞者
かんしょうしゃ
に向かって生えている
エ. 枝逆
えださか
さ枝 – – – 枝の伸

びる方向と逆向
ぎゃくむ
きに生えてしまった枝。
針金掛
はりがねが
けで向きを直すか、元から切る。
剪定作業を行う際は必ず切れ味がよい剪定ばさみを使用する。 普通のはさ
みだと枝を潰すように切ってしまい、傷つけてしまう可能性がある。
3.
フライング盆栽-日本のユニークな発明
フライング盆栽は日本の研究グループの伝統的
でんとうてき
な技術
ぎじゅつ
と現代的な技術を


み合わせたものだ。宙に浮

いたり回転
かいてん
したりすることができる芸術作
品だ。
それは多くの人々に奇妙
きみょう
さをもたらした。新しい傾向
けいこう
として、盆栽の木
はプレイヤーによって最小化
さいしょうか
されている。それは非常に小さく、素敵
すてき

25

木で、細心
さいしん
の注意を払
はら
ってデザインされている。 これらの木は、リビ
ングテーブル、机、または家の中で最も美しい位置


に配置
はいち
される。日本
の職人
しょくにん
がそこからエア盆栽を考案
こうあん
した。

フライング盆栽は2 つの部分で構成
こうせい
されている。
ァ. ミニ盆栽の切り株はマグネットがついている。これはシステ
ム全体の頭脳
ずのう
と見なされる。 磁力
じりょく
を発
はっ
し、回転機構
かいてんきこう
で盆栽上部
じょうぶ

均一
きんいつ
に回転
かいてん
させる。

イ.
装飾
そうしょく
ベースは反発力
はんぱつりょく
を生み出し、磁場


のバランスをとる場
所だ。このベースには底部
ていぶ
に電気スロットがある。 電源
でんげん
に接続
せつぞく

ると、光
ひかり
信号が発生
はっせい
する。面の上部が鏡
かがみ
でできている。伝統的
でんとうてき
な伊万里



の陶器
とうき
でできている。
フライング盆栽に関する技術情報
ぎじゅつじょうほう

ァ.


り株
かぶ
の重量
じゅうりょう
は300 グラムを超
ちょう
えてはならない。

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